ブッダに学ぶ投資の話し12
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何が欲望なのかを正しく知らなければ、欲を減らすと言っても難しいことです。
欲望と希望
行動の動機には、執着する方向に向かう欲望と、解脱する方向への正しい希望があります。
「お金が欲しい、自分のものにしたい。」というのは身勝手から生じるので欲ですが、「改めたい、心を良くして苦を減らしたい。」というのは身勝手ではなく正しい希望です。
では身勝手とは何でしょうか。
身勝手とは
「願望が満たされるなら他者にどのような被害があろうが構わない。とにかくこの願望さえ満たされれば良い。」という考え方です。
悪見、邪見(間違った考え)があるので欲望が生じます。喜びの感覚を間違って自分の利益と見るので、そのためにはどんな悪でも自己正当化して犯します。
例えば戦争です。戦争を起こす国や人が他者より沢山の喜びの受を得ようとするのが根本的な動機です。
多大な人に被害が及びますので戦争を起こそうとする考えは欲望であり悪です。
個人レベルでも喧嘩をしかけるのはもちろん悪ですし、応戦するのも悪です。
喧嘩両成敗とはよく言ったものです。
しかし、この世の無常、苦、無我を見て、「この世界は苦だ、生きることは苦だ、この苦から逃れたい」と考えることは他者を害することがないので正見で、身勝手なことではありません。
何故なら他者を害することは「自分の都合」「身勝手」があって苦であり、そういうことをしていれば苦から逃れられないからです。
苦から逃れるためには身勝手を捨てる必要があります。正しい見解が正しい希望を導いて身勝手を減らします。
俗世に生きている間は、何が欲望で何が正しい希望なのかなどはおそらく考えることもないので、両者の区別がつかないのは仕方のないことです。
動物も植物もひとつの命ですので、無闇に殺すのは身勝手になります。
普通人は「自分の命」に執着しますので、死ぬのは怖いことです。
生き物を何も考えずに殺すようなことは身勝手になります。
なのでブッダは生き物を殺してはいけないと教えています。蚊を殺すのも身勝手なので駄目で、どちらも同じ命だからです。
あの人は肉を食べているけど、自分は野菜しか食べないから清浄だ、などと考えるのも明らかな邪見です。
農耕や牧畜などをすれば米や麦、あるいは牛や豚、羊など殺す事になりますが、これでは殺生を犯すことを避けられなくなりますが、しかしこれは仕方がないことです。
うまれもっての過去、現在、未来、三世の問題なので、中々一朝一夕にはわからないかと思いますが、
苦を減らすという人間にとって最高かつ唯一の目的を達成するために努力し続けていければ幸いです。
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