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生まれてきた奇跡の確率

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実感がわかないとかと思いますが、あなたが日本人として生まれてきたことは確率的にとても「奇跡的」なことなのです。


 



なぜ奇跡的なのか、それは命を宿ったその確率にあります。



私たちは母親の体の中で、卵子1つに父親の精子の1つが受精して約10か月もの歳月を愛情を受けながら、母親の胎内で過ごし、その後めでたく生まれてきます。
 


命は当たり前ではない


旦那が生涯かけて作る精子の数はおよそ3兆5000億個です。



精子を作れる時間は決まっており、生まれてから死に至るまでではありません。実際は、11歳から75歳の間精子を作ることができます。
 


64年間精子を作るのですから、1日に換算しますと、1億5000万個の精子を作ることになります。



ですが、この精子を作れる64年のうちすべての期間、子供を作れるわけではありません。父親になる平均年齢が約33歳ですから、18歳から50歳と考えたとして、生涯作れる精子の期間の半分が子供を作れる期間です。





そう考えると、3兆5000万個の半分になり、1億7500万個が子供を作れる期間の精子の数になります。
 


そして、男性が作る数に比べて、女性が生涯かけて作る卵子の数は400個前後と言われています。



このように比べてしまうと女性の卵子を作る数が少なく思えてきます。
 


もちろん女性が子供を作れる期間もありますから、生涯のすべての卵子が子供を作れるチャンスと言うわけではありません。



母親になる平均年齢は約31歳です。16歳から40歳と考えても24年間しかありません。女性も約半分と考えても200個の卵子が子供を作れる期間の数と言うことになります。



とてつもない奇跡


この時点の生涯における男性と女性の確率は、
 


 ・男性が1/1億7500万
 
 ・女性が1/200
 


では、あなたが生まれてきた奇跡の確率は、
   


1/1億7500万×1/200=1/1400兆
 
 
1400兆分の1





この際の確率はただ単に妊娠する確率でしかありません。



さらに妊娠したすべての胎児が無事に生まれてくるわけでもありません。
 


このような奇跡の結果があなただと言うことを忘れてはいけません。


 
日本人は恵まれてる


このような奇跡的で生まれてきた私たちですが、残念ながら自殺してしまう人は日本では年間約2万人存在します。



また、世界では食べ物に飢えて餓死している人もたくさんいます。





私たちは世界でみて水道水が飲める13か国の内1つの国です。



ほとんどの国の水道水が安全に飲むことができないのにも関わらず、水を購入してまでも飲んでいる恵まれている国です。



そのくらい日本人として生まれてきたとゆうことは恵まれている国と言うことなのです。



しかし、その日本でも、これだけの自殺者がいることは非常に残念でしかありません。コロナ禍の昨今、確かに人それぞれ事情があるかと思いますが、生きていたくても叶わない方も沢山います。



この事実を噛みしめて、あなたの母親と父親に感謝の気持ちを忘れないでいただけたら幸いです。




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