自己破産者の連帯保証人問題
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借金をする際に「連帯保証人」と言う項目がありますがこの本当の意味を理解していますか。
連帯保証人が原因で自己破産をしている人は10人に1人の割合です。
まさか連帯保証人になったことが原因で自分が借金地獄に落ち入り、返済ができずに最悪の場合、自己破産するなどとは想像もつかなかったと思います。
連帯保証人とはお金を借りる人が万が一の場合にお金を返せなかった場合に、「連帯した人」が支払う制度です。
言い方を変えれば借金を2人で返すと言うことになりますが、私が1000万円借りてそのお金を返済できなかったら、私の代わりに連帯保証人のあなたが代わりにお金を返さなければいけないのです。
あなたがどんなに拒もうとも契約は契約です。紙切れ一枚の契約で連帯保証人になってしまったのならば、借金をした人と同じ責任が問われるのです。
自分の借金ではなくても連帯保証人になってしまえば、責任はあなたにもありますし、あなたが借金をした人の尻拭いをしなければならないのです。
連帯保証人の根保証とは
連帯保証人と言っても種類があり、その中に根保証と言うものが存在します。この連帯保証の怖いところはあなたの知らないところで借金を増やせる可能性があるところです。
例えば、一番の友人ががあなたに「30万円借りたいから連帯保証人になってくれ」と頼まれるとします。あなたは「30万円なら最悪払えない額ではないと思い」連帯保証人になることを承諾するとします。
しかし、この場合の連帯保証人が根保証だった場合は、追加でお金を借りて私が払えなくなった場合に1000万円の支払い義務が発生する場合があるのです。
30万円の保証人にしかなっていないのに1000万円の連帯保証人になっているのかわからないと思いますが、これが根保証の怖いところなのです。
通常の連帯保証人はその借金だけの保証人になりますが、根保証は一定期間に借りるお金の連帯保証人になるのです。
ですから、最初が30万円でもその後、根保証の適用期間に借りたお金の連帯保証人になってしまいます。
しかも、その期間にそのお金を借りている人がさらにお金を借りるのにあなたの承諾はいりません。ですから、気が付かないうちに30万円の借金だと思っていたのにもかかわらず1000万円の借金の責任を背負わなくならなければならないのです。
根保証は通常の連帯保証人とは違い借金の金額ではなく、借金の限度額の連帯保証人になると言うことを理解して承諾しなければいけません。
このようなことから契約書などをよく読まずに契約をしてしまっては、このような法律の罠にハマってしまうなんてことにもなりかねないのです。
保証人になることを頼まれたら
人生この先何が起こるかわかりません。いつ自分の大切な人から「連帯保証人になってくれないか」と頼まれないともわかりません。
連帯保証人を頼んでくる人は、必死にあなたに保証人になることを頼んでくるかと思います。ときには土下座をしてまでもあなたに保証人になることを頼んでくれるかもしれません。
裏を返せばあなたに連帯保証人になってくれなければお金を借りれないということですので、あなただけが頼りで連帯保証人を頼んできているのです。
お金を借りるうえでこれ以上ない好条件でお金を借りずに、本当にあなたに連帯保証人になることを頼んでまでもお金を借りる必要があるのでしょうか。
その人に家族がいなければ話は別ですが、そんなにお金に困っているのであれば、まずは、身内にお金を借りるのが基本です。
このことを考えれば家族に相談する前にあなたに連帯保証人を頼んでくることは、その人は身内には内緒にしていたいのですから、筋違いだと言うことがわかります。
しかし、連帯保証人を頼んでくる人があなたの大切な人やあなたがとてもお世話になった人かもしれません。
そのような人が必死に連帯保証人を頼んでくれたら心が揺らぎ、連帯保証人を承諾してしまうかもしれませんが、だからと言って連帯保証人に安易になってはいけないのです。
あなたが連帯保証人になることを頼まれたら「まずは家族に相談してみなよ」と言うことが、連帯保証人に必要な言葉です。
「少しお世話になった人だから」「土下座されて断れなかった」など連帯保証人にしぶしぶなった人はたくさんいます。
紙切れ一枚と思いサインをしてしまったばっかりに、自分の人生や家族の人生までも台無しにしてしまうのです。
連帯保証人になることが必ずしもいけないことではないですが、連帯保証人になる際には「その人のために最悪自己破産してもいいか」と言うことをよく考えなければいけないのです。
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