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自分が経験する出来事は、自分の波動に従っています。

自分の望む現実を経験するために、波動を高く保つ必要があります。

「宇宙の法則」では、これが最も重要なことです。

波動を高めるために必要なのが、「感じる」です。

望む現実を体験するには、あなたの出す波動がその現実の波動と一致している必要があります。

つまり、まだ物質的な現実としては経験していないけれど、感情としてその現実をリアルに味わって、疑うことなく、まさに体験している状態である必要があります。

既に実現したかのようにとか、アファメーション（肯定的な宣言文）を書くときは未来形ではなく、過去形で「パートナーが欲しい」ではなく、「パートナーが既にいて楽しい」などと言うのは、この原則に沿っています。

ですが、「既に実現したかのように」とアファメーションにしても、なかなか実現しないことのほうが多いと思います。

あなた自身の信念体系に

「・・・だったらいいな。でも、私にできっこないよね」とか

「・・・したい。でも、家族のめんどうはどうする」だとか

自分の願望と対立するとき、信念体系が願望の波動をキャンセルしてしまい、結局その願望の波動になるが難しくなってしまうのです。

こういったあなたの信念体系が、願望が実現するのを邪魔しているとき、願いが叶わないのは、こうした「抵抗」があるからです。

この抵抗は、潜在意識の信念体系から起こるため、なかなかしぶとく、現実を経験する前に中途半端に諦めてしまいます。

それは、あなたのなかから起こる抵抗のため、あなたがその波動になりきれていないことに尽きます。

では、どういうときに望む現実の波動になれるかというと、あなたのなかに「気づき感じる」が生じたときです。

比喩的に言うと、頭のなかでスイッチがカチッと入ったような感覚を自分が受けるとき、波動が変わっているのです。

例えば、お金持ちになるには、それが実現する前に「豊かで余裕のある波動」を感じなければなりません。

行動的には、自分の持っているものを周りにシェアすることができるとき、豊かな波動を出しているでしょう。

しかし、「お金を引き寄せたい」と思っている大半の方はこれとまったく逆の波動で、余裕がなく、お金を急いで得たい、なんとかしたいという気持ちでいます。

過去の私もそうでしたが、この波動だと、一時的にお金を得たとしても、豊かな波動ではありませんからそれは必ず去って行くことでしょう。

そこに豊かさを見つけられるとき、つまり自分の豊かさに気づき感じるとき、スイッチが入って波動が変わります。

この「気づき感じる」が大切です。

しかし、それを見つけるための練習が必要かもしれません。

日本のように豊かで便利な国にいると、すべてが「当たり前」に見えてきがちです。

コンビニが開いているのは当たり前、なんでもすぐ手に入って当たり前、家族が自分の面倒を見てくれるのは当たり前・・・。これでは波動は変わりようがありません。

すべてのなかに感謝、豊かさ、愛を見いだすことのできる、鋭敏な感性を持つことができれば、スイッチは入りやすくなるでしょう。

望む現実がまだ現れる前に、既にその一端を経験していることに気づく。

いつも同じ場所に自分を置いておくと感覚が鈍ります。

感じるには、常に新しいこと・変化を求める姿勢が必要でしょう。

変化を望む心が、望む現実を引き寄せてくれるのです。

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