ブッダに学ぶ投資の話し⑩
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これまで生きてきたうえで、一日中何ら不快な事がなく、不安や心配な事も一切無かったと言う事は無いのではないでしょうか。
例えば外でゴミを捨てようとしたらいくら歩いてもゴミ箱が無くて困ったとか、銀行のATMで長く待たされてイライラしたとか、上司に気に入らない仕事を頼まれたとか、シャワーのお湯が中々温かくならないとか、暑いとか寒いとか、ほんのちょっとした不満は誰にでもあるかと思います。
生きることは思い通りに行きません。つまり苦なのです。
「そんな事はない、たまに良いことやそれに伴う喜びがあるから人生は良いものなんだ。生きてるって事は素晴らしいんだ。」と思うかも知れません。
ブッダの悟った真理を理解するには、上に示した様な不満が何故生じるのかを考える必要があるのです。
ブッダは人は何故皆老いて病み死ぬのか、これを何とか出来ないものかと探しました。「生きることは苦」というのはブッダが悟ったときに発見した真理です。
人も動物も虫も生きていれば必ず死にます。病気や事故で肉体の寿命を全う出来ずに死ぬ人も大勢います。
ブッダの教えによって、当時の人々は老病死を越えたとあります。
では彼らは不老不死になったのでしょうか。もしそうならその人達は今でも生きている事になりますが、言うまでもなくそうではありません。
苦しみを無くす方法を発見したと考えるのが正しいでしょう。
苦と言うのは普通の人が普通に生きていたら決して逃れられないものです。
それを超えたのですからこれは本当に偉大な発見で「最高の真実」です。
人は誰でも普通は死にたくありませんし、自分にとって良い状態が永遠に続いて欲しいと思うものです。
望みには個人差がありますが、「望ましい状態が永遠に続いて欲しい」と言う希望は共通します。
しかし、この世で生じる全ては変化する、無常です。
無常ですから「望ましい状態が永遠に続いて欲しい」と言う希望は決して叶うことが無いのは明らかです。
人に限らず生物は全て基本的には自らの命を止めようとはしませんし、生き続けようとします。
必ず死ぬのに生き続けようとすると言うのは必ず叶わない望みを抱き続けると言う事になりますから、これが楽しい訳はありません。
一切皆苦、「生きることは苦」なのです。
この世に生きている人で、「ああなって欲しい、こうなって欲しい」と思って、その全てが期待通りになる人はいません。
どんな大金持ちであろうが、権力者であろうが「全てが期待通り」で「その状態を維持する」というのは不可能なのです。
そんな事はない、楽しい事もあるよ、と思うかもしれません。
しかし、その楽しみへの期待が苦の原因です。
投資で稼ぐと沢山お金も増え、やりたいことも広がりますが、楽しむことが大好きでも苦しむことになっていきます。
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